Fairstart Global - JAPAN -
家庭外に置かれた子どもたちを養育する施設スタッフおよび里親のための「フェアスタートトレーニング」

セッション1 . フェアスタートのトレーニングセッションについて

教育プログラムの説明、プログラム中のインタビューと連携

セッションの主題

第1回目のトレーニングセッションでは、このプログラムの基本的要素と後続のセッションについて説明しています。また、それぞれの経験に基づく知識、つまり、仕事をする上で役立っている知識がどれほど貴重であるかを理解するために、スタッフ同士で簡単なインタビューを行います。 このプログラムを通じて、職業上の養育理論について学ぶ一方で、スタッフの一人ひとりに何が求められているか、さらにインストラクター、リーダー、スタッフがどのように協力し合えばよいのかを理解していきます。

セッションの目標

「フェアスタート・セキュア・ベース(安全基地)」のトレーニングプログラムの仕組み、進め方、およびセッション間の実践について理解すること。スタッフ自身の人生経験に、どれほど貴重な専門知識が詰まっているかを理解すること。

実践内容

  • スタッフ自身の愛着と喪失に関する人生経験が、職業上の養育者にとってどれほど貴重な情報源であるかを理解する。特に、実親との触れ合いがあまりない、または全くない子どもと接する際には、子どもたちの反応を自分の幼少期の経験をもとに考えると理解しやすくなる。
  •  セッションの話し合いで率直に意見交換をするための練習をする。
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