Fairstart Global - JAPAN -
家庭外に置かれた子どもたちを養育する施設スタッフおよび里親のための「フェアスタートトレーニング」

プログラムの進め方

各セッションの終わりに、セッションで学んだことをどのように実践するかを決めます。

何を学んでも、それを日々の仕事で実践しなければ意味がありません。このプログラムを通じて、スタッフとインストラクターは協力し合いながら、現行のやり方をどう変えていくかについて計画を立てます。

インストラクターには各セッションを進行するためのハンドブックが用意されています。資料を用意したり、話し合いを進行したりするのはインストラクターの役目ですが、学んだことを噛み砕いて、日々の仕事の一部として取り入れるのはスタッフの役目です。このプログラムの重要な部分は、セッションで決めたことを次回のセッションまでの間に実行するところにあります。

各セッションの始めに、書記係を決めて、セッション中の話し合いの内容や決定事項、次回のセッションまで実践しなければならないことを簡単に記録します。

このプログラムは汎用的ですので、スタッフの事情や職場の環境に応じた調整が必要になることがあります。そのため、単に学習して実行するというだけのプログラムではなく、スタッフとインストラクターが協力してこのプログラムを進めながら、施設固有のモデルを築いていくことができるプログラムです。この役割によって、仕事への関心が高まり、手応えを感じられるものとなることを期待して止みません。

このセッションではまず、最初のインタビューで簡単な実験をしてから、セッション2までの間に実行する簡単なタスクを計画します。

|トップへ戻る|