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Fairstart Global - JAPAN -
家庭外に置かれた子どもたちを養育する施設スタッフおよび里親のための「フェアスタートトレーニング」

トピックA:
障がいを持つ子どもに不可欠なもの。
インクルージョンとリスペクト - 障がいではなく個性に目を向ける

セッションの始めに触れたように、子どもたちの一人ひとりに必要なものが2つあり、どちらも何にも増して必要なものです。1つは、成長する中で数人の養育者を愛着の対象とすること、もう1つは、グループの大切な一員であることを実感することです。

 職業上の親代わりにとって、以下の記述は、職場でのプロとしての姿勢と価値に大きく影響します。

  • 人として大切にされていること、それには障がいの有無は関係ないことを子どもたちが実感できるよう、常に心がけます。
  • 子どもたちがグループの一員であることを実感できるよう心がけ、どのような形でも、日常的な活動に可能な限り参加できるよう最善を尽くします。 普通の椅子に座っている子どもと車椅子に座っている子どもが、一緒に食卓を囲むことに何ら問題はないはずです。 (障がいを持つ)子どもたちが、自室や特別な部屋で食事をする環境にあると、子どもたちの自尊心に深刻な影響を与えることになります。
  • 子どもに障がいがある場合には、包み隠さずに最初から周囲(他の子どもたち、親、家族、親戚、隣人など)に説明します。 スタッフが子ども一人ひとりの個性や長所を重視しているということを子どもたちに常に表現します。 「この子は自閉症です」という言い方をするより、「この子は、とてもいい子です。 アンドレイ君は「自閉症」という課題がありますが、それについては、これから説明しますので、 協力してアンドレイ君を応援するためにどのようなことに注意すればよいのかについて話し合いましょう。」という言い方の方が好ましいです。

話し合い

(20分間)

自分の幼少期や小さい頃の経験を思い出しながら、以下のことを考えてみましょう。

  • 障がい者との個人的にかかわった経験はありますか?自分の家族に障がいを持つ親兄弟がいたか?
  • その障がいは、子どもの発育にどう影響したか?
  • 子どもの障がいは、親や兄弟にどう影響したか?
  • 自分の経験を思い返したとき、スタッフが、障がいを持つ子どもたちと接する際に、どのようなことを習慣的に行うべきだと思うか? 逆に、どのようなことをしてはならないか?

スタッフの考えについて話し合いをし、それをもとに、仕事に取り入れるものとして賛成できるルールをまとめてください。

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