理解度チェック
- どんなことに、子どもたちの不健全な愛着行動を引き起こすおそれがあるか。
- どのようなことに注意すれば、回避型の愛着行動を認識できるか。
- 回避型の行動を呈する子どもに対する専門的な接し方はどのようなことか。
- どのようなことに注意すれば、両極型の愛着行動を認識できるか。
- 両極型の行動を呈する子どもに対する専門的な接し方はどのようなことか。
- どのようなことに注意すれば、無秩序型の愛着行動を認識できるか。
- 無秩序型の行動を呈する子どもに対する専門的な接し方はどのようなことか。
- 健全な愛着の形成を促せる可能性が最も高いのは、いつ頃の子どもですか?
「いつも他の子をいじめたり、ものを傷つけたりする子がいましたが、 このセッションで学んだ手法を取り入れてみたところ、少し変化がありました。 でも、この子はまだ私の顔色を伺っていて、安心しきれていないのだなと感じることが時々あります。」
スタッフの体験談
グループでの話し合い
(5分間)施設で暮らす子どもたちの中に以下のいずれかに該当する行動を呈する子がいるかどうか、いる場合は何人いて、どのような行動をするかについて話し合う。
- 回避型
- 両極型
- 無秩序型
その子どもがいずれかの行動を呈するときに、スタッフはどのように反応しているかについて話し合う。 健全に行動するのが難しいと感じるのはどんなときか(例えば、その子どもが挑発的なとき、目を合わせないとき)。
実践計画 - 次回のセッションまでの間に実践すること
以下は、実践できることの例です。
その子どもと接しているスタッフそれぞれが、今後、日常的な場面で、その子どもとどのように接するかについて意見を出し合い、よくある場面での対処の仕方をまとめる。
「その子が不安定な愛着パターンを呈するとき、スタッフはどのように接すればよいか。 その子について、このセッションで勧められたことにどう従えばよいか。」
- 各パターンの子どもに応じてどのような接し方をするか決めて、書き留める。
- 決めたことを、次回のセッションまでの間に、どのように日常的に実践するかを話し合う。
- スタッフは、何をこれまでとは異なるやり方にするべきで、仕事をしながら何を認識するべきか。
- 成果を知る指標は何か。
- 新しい実践活動として、これまでとは異なるやり方と、その変化に対する子どもたちの反応を撮影して、観察日記を付けるのは誰か。
自己評価
セッション内容の理解度を確認するための自己評価または小テストを行う場合は、以下のリンクからPDFファイルを印刷してください。 このPDFファイルの最後のページには、各質問の答えが記載されているため、小テストを行うときは、その部分を隠して配布することをお勧めします。
PDFファイルを開くにはコチラをクリック
お疲れさまです。セッション5 はこれで終了です。次回のセッションまでの実践が順調に進むよう、しっかり取り組んでください。