子どもたちの不安定な愛着パターン(回避型、両極型、または無秩序型)と養育者の行動
ここで、前回のセッションで、乳幼児期に安定した環境で育てられた子どもたちがどう行動するかについて、学んだことを思い出してみましょう。
- 養育者が安全基地となっていた場合、生後0~2歳ごろまでの子どもは、その養育者がそばから離れると、悲しくはなるけれども、それは一時的で、 その子はすぐに、養育者のもとから離れて、遊戯や探索をして長い時間を過ごすようになる。
- やがて、自立心が芽生え、自分や周囲を肯定的に捉え、必要なときに助けを求めるようになり、 何人かの仲間や養育者と一定のつながりを持つようになる。
最初の養育者との不安定なつながりを反映する愛着パターンが3つに分類されています。
ここでは、スタッフそれぞれが実際に担当している子どもたちの行動を考えながら、不安定な愛着パターンについて学んでいきます。 理論的な説明の後、スタッフが子どもたちのそばを離れるとき、またはつながりを持とうとするときに、各自が担当している子どもたちが、どう反応するかにつ いて話し合います。
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