Fairstart Global - JAPAN -
家庭外に置かれた子どもたちを養育する施設スタッフおよび里親のための「フェアスタートトレーニング」

トピックA:普及のための計画準備

これまで、フェアスタートプログラムでの取り組みに長い時間とエネルギーを費やしてきました。今後、これを施設の評価をはじめとする、仕事上のリーダーシップ、スタッフの教育レベル、仕事上の養育水準、および施設の子どもたちの社会的立場について他からの評価を高めることに活用できます。

数多くの施設が、社会から忘れ去られようとも、素晴らしい仕事をしています。

職場と仕事ぶりを公にすることは、資金援助や前向きな政治的意思決定に不可欠です。また、経験を他の同業者へ伝えることで、業界全般を支援することができます。ことによると、教育面では地域の公式認定のようなものを得て、地域の業界基準の確立者として、昇給や地位向上などにも効果が波及するかもしれません。

トピック B:普及と連絡の計画

地域の状況に応じて、いつくかの提案が挙げられます。以下のリンクを開き、リストを活用して、三大目標を決めることから着手することをお勧めします。

まず、これから行う作業のために、意見や考えを記録する書記係を決めます。

リーダーの回想、グループのコメントおよび話し合い

20分間

  • フェアスタートプログラムでの取り組みについて:このプログラムのプロセスは、日常の仕事においてお互いに協力する能力にどう影響したか?
  • 職場の環境、つまり、スタッフ同士、スタッフとリーダーとの間の社会的つながりにどう影響したか?
  • 取り組む中でどのような問題に遭遇して、どのようにして解決策を見つけたか?

5分間各自、提案リストを読み、実行可能な提案に下線を引く(リーダーやスタッフに主要な連絡先とのつながりがある場合や、実行可能なアイデアが浮かぶことがあるため)。教育プログラムを推進し、施設の社会的立場を高められる人物や組織との連絡に力を注ぐ。

実践計画:施設の活動を普及させるためにすること

提案:

  • 提案リストのメモを参考にしながら、各自の普及および連絡作業の計画を簡単に書き出す。
  • その際に、何をして、誰と連絡を取り、どのメディアを活用するかについて分かりやすくまとめる。また、その目標に取り組む責任者と、目標がある程度達成されたかどうかを評価する時期も決める。
  • リーダー、インストラクター、スタッフの中から、この計画を正式に作成する担当者を決める。
  • 計画を作成できたら、それをスタッフらと共有して、その計画に伴う作業に協力するための役割を分担する。

フェアスタートプログラムへの関心と協力に感謝いたします。これからも、専門性を要する子どもたちの養育の改善に努め、活躍されることを願っています。
フェアスタートチーム一同

|トップへ戻る|