Fairstart Global - JAPAN -
家庭外に置かれた子どもたちを養育する施設スタッフおよび里親のための「フェアスタートトレーニング」
↓クリック↓
セッション2 を始める前に...

セッション2.
愛着理論の基本的な理解 - 専門的な養育実践のための土台

セッションの主題

このセッションでは、乳幼児における愛着理論の重要性を学び、これを理解することが、今後のすべてのセッションでの各自の取り組みにどのように影響するかについて、理解していきます。
日常的なふれあいと活動
つながり(絆)の作り方
実践計画の立て方など

愛着行動、安全基地(セキュアベース)としての養育者の行動、および探索行動について学びます。

セッションの目標

このセッションの目標は、養育者の行動を改善して子どもの成長を守るために、基本的な愛着理論の重要性を理解することです。

理由

安定した親がいない子どもたちは、施設スタッフのシフト交代や入れ替わりという「変化」を日常的に経験するため、いずれ愛着障がいを呈する可能性が高くなります。

子どもの社会的能力および情緒的能力の発達は、養育者の愛着行動がどれほど重要であるかをスタッフが理解しているかどうかに、大きく左右されます。

このセッションでは、子どもの養育に携わる誰もが必ず覚えなければならない基本的な理論知識を提供しています。

後続のセッションを通じて、適切な実践の展開に取り組んでいきます。

セッション4では、「病院のようなやり方」と言われる古い習慣ではなく、新しいやり方で日常的な仕事ができるようスタッフ同士で見直すことで、努力を無駄にしない方法を学びます。

少人数のグループに分かれて、全員が「基本的な愛着理論」、「安全基地」、および「探索行動」を理解して、実践できるよう徹底してから、セッション4へ進んでください。

実践内容

  1. 仕事としての愛着行動を実践するスキル。
  2. 知識の範囲:「安全基地の追求」および「探索」と乳幼児にこれらの行動を促す方法。
  3. 安全基地としての養育者の行動範囲を理解する
  4. 現在の「日課的な仕事」と「つながりを教える仕事」のバランスを理解する

セッション2では、子どもの養育に携わる誰もが必ず覚えなければならない基本的な理論知識を提供しています。
全員が「基本的な愛着理論」を理解して、実践できるように、このセッションを何回かに分けて実施しても構いません。

|トップへ戻る|