トピックA:日課的な仕事とつながりを教える仕事 3/3
グループでの話し合い
20分間
最も大切または必要なことは何か。施設では現在、日課的な仕事とつながりを教える仕事のバランスをどのように取っているか。
スタッフは自分の家庭で、家事と家族との関係のバランスをどうやって取っているか。自分の両親は、どうやってバランスを取っていたか。
現在、施設内で取られているバランスはどこからきたものか。「これまでそういうやり方をしてきたから」か、「忙しいから」か、それとも「子どもにつながりを教えることを最重要視しているから」か。
日課的な仕事と人とのつながりを教える仕事のバランスを取ることについて、日常的な問題は何か。
「一人の子どもに時間を費やし、気にかける」ことと、「子ども全員を気にかける」ことのバランスをどうやって取っているか。子どもが大勢いる場合は、一人の子どもにかける時間と子ども全員にかける時間の判断が難しいものである。
日課をこなしながら、つながりを教える仕事を最大限に行うには、どうすればよいか。
理解度チェック
- 孤児の人生において、施設の養育者が最も重要な存在である理由は何か。
- 日課的な仕事に集中する際に大切なことは何か。
- つながりを教える仕事に集中する際に大切なことは何か。
- 日課的な仕事とつながりを教える仕事を両立する上で難しいことは何か。
次回のセッションまでの間の取り組み
今すぐにできること
トピックBへ進む前に、一旦ここで、実践活動へ進んでも構いません。その場合は、
- 日誌を付ける、ビデオカメラや携帯電話のカメラ機能で撮影するなどして、日常の様子(日課的な仕事とつながりを教える仕事)を観察する。
- 撮影したビデオを見て、仕事をしながら、どうすれば、子どもたちと心を通わせることができるかについて話し合う。
- 日中のさまざまな状況において、どんなときに日課的な仕事が最も重要だと感じ、どんなときにつながりを教える仕事が最も重要だと感じるかについて、考えながら話し合う。